認定資格について
Certification
認定資格とは
障がい者乗馬活動の現場では、インストラクターのみでなく、ヘルパー(馬に騎乗するライダーを介助するサイドウォーカーや、馬をサポートするサイドウォーカー)やホースセラピー認定アドバイザー(障がい者乗馬活動の内容にアドバイスを行うセラピスト、医療資格者)が必要です。RDA JAPANでは、ヘルパーやホースセラピーアドバイザーを目指す方に、認定資格制度があります。認定資格を習得して、是非、実際の障がい者乗馬活動でご活躍下さい。
こんな方におすすめ
障がい者乗馬に興味がある方、インストラクターを取得したい方それぞれが確かな知識と技術を取得するために講習会や資格制度を設けています。
乗馬経験者や
障がい者乗馬に
興味がある方。
ヘルパー講習会で馬の取り扱いや障がい者の乗馬介助について学びませんか?
障がい者乗馬の
インストラクターを
目指している方。
インストラクター養成講習会、RDA活動講習会で知識と技術を学ぶ事が出来ます。
医療関係者の方
(医師やセラピスト)
アドバイザーセミナーを受講して認定アドバイザーとして活動しませんか?
インストラクターに求められる知識・技術
①⾺の確保と管理・調教、⾺具と⾺装の選定、などをはじめとした⾺の取扱いができる
②騎乗者の病状・症状についての⼀定の知識がある
③状況に応じてご家族はじめDRやPT,OTの協⼒の下、各騎乗者に即したレッスンプログラムの企画ができる
④活動時における突然の事故や緊急事態の対応や処置について対応できる
これら内容のカリキュラムとして資格認定のための講習会(資格認定カリキュラム①〜④課⽬)、試験を設けています。全課⽬の試験を合格後、提出された証明書類を基に⼈材育成委員会の審査を経てインストラクター認定されます。
インストラクターに認定された⽅は、障がい者乗⾺活動の現場において、安全で楽しく計画的な RDA 活動の普及啓発に取り組んでいただきます。
資格の種類
A級認定インストラクター | |
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資格について |
B級インストラクターとして活動技術、知識及び経験がA級の基準に達し、RDA Japan会員として 協力ができると認定された者。B級インストラクターを指導することができる者。 |
役割 |
・安全に配慮して、障がい者乗馬活動の内容、指導など活動全体に責任を持つ人。 ・騎乗者の状態や課題、目標に合うレッスンプラン(計画)を立てます。 ・騎乗者に合った馬を選択して、馬、ボランティア、ライダーすべてに責任を持ち活動を行う。 ・B級インストラクターをはじめ、活動に参加する人へ活動に関する適切な指導ができる。 |
資格認定要件 |
①B級インストラクターとしての活動期間が3年以上、かつ障がい者乗馬の活動時間(ライダーの騎乗時間)が500時間以上を有し、RDA Japan認定講習会に参加をしていること(活動実績の証明書-ログブック等を提出審査) ②日本馬術連盟の騎乗者資格B級以上、または全国乗馬倶楽部振興協会技能認定審査馬場2級以上を有すること ③A級インストラクターの認定試験に合格すること ④RDAおよびRDA Japanの理念に基づき、RDAユニットとしてRDA活動を啓発し、かつB級インストラクター等の指導をすることができること。RDA Japanの活動に協力できること。 |
B級認定インストラクター | |
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資格について | 障がい者乗馬活動についての技術、知識及び経験がB級インストラクターとしての基準に達し、RDA Japan会員として活動に関わる人材の指導ができると認定した者。 |
役割 |
・安全に配慮して、障がい者乗馬活動の内容、指導など活動全体に責任を持つ人。 ・騎乗者の状態や課題、目標に合うレッスンプラン(計画)を立てます。 ・騎乗者に合った馬を選択して、馬、ボランティア、ライダーすべてに責任を持ち活動を行う。 ・アシストインストラクターをはじめ、活動に参加する人へ活動に関する適切な指導ができる。 |
資格認定要件 |
①A級もしくはB級インストラクターの指導の下で、障がい者乗馬の活動時間(ライダーの騎乗時間)が100時間以上を有し、RDA Japan認定講習会に参加していること(活動実の証明書-ログブック等を提出審査) ②日本馬術連盟の騎乗者資格C級以上、または全国乗馬倶楽部振興協会の技能認定審査馬場3級以上を有すること ③日本赤十字社、又は各消防署などの救命救急法講習を修了すること ④満20歳以上の者(20歳以下での受験は可能。20歳を過ぎて認定) ⑤B級インストラクターの資格認定試験(筆記と実技)に合格すること ⑥RDAおよびRDA Japanの理念に基づき、RDAユニットとしてRDA活動を啓発し、かつ指導ができること。RDA Japanの活動に協力できること。 |
RDAJ認定アシストインストラクター | |
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資格について |
障がい者乗馬活動についての技術、知識及び経験があり、RDA Japan会員としてインストラクターの補佐や ヘルパーの指導ができることを指導インストラクターからRDA Japanに推薦され、認定された者。 |
役割 |
・インストラクターを補佐します。(見習いインストラクター。インストラクターと同じ内容を習得していく) ・必要に応じて騎乗者やヘルパーのサポートを行う。 |
資格認定要件 |
①インストラクターを目指し、指導インストラクターの下でログブックを作成している。 ②RDA Japanの①②③試験に合格している事が望ましい。(必須条件ではない) ③ベースユニット、ユニット、準ユニットのアシストインストラクターについては、活動するにあたり指導インストラクターの指導を必要とする。 ④インストラクターがいない準ユニットや、インストラクター不在のベースユニット、ユニットであっても、アシストインストラクターが、プランニングなどで指導インストラクターの了承(指導を受ける)をもらえれば、RDAの活動は可能。 ⑤指導インストラクターはアシストインストラクターを認定する場合、「一定レベル」を保つため指導インストラクター独自の試験を行なってもよい。(インストラクターの裁量確認) |
RDAJ認定ヘルパー | |
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資格について | RDA Japanの活動をインストラクターの指導のもと、分担して行うリーダーやサイドウォーカー等ボランティアの総称である。 |
役割 |
・活動に協力し、インストラクターの指導の下、サポートを行う。 ・リーダーやサイドウォーカーなど、必要に応じて乗馬の準備や騎乗者やヘルパーのサポートを行う。 |
資格認定要件 | ヘルパーとして一定の知識及び経験があるRDA Japan会員であり、ヘルパーリーダーとして協力できることを指導インストラクターからRDA Japanに推薦され、認定された者。 |
ホースセラピー認定アドバイザー | |
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資格について | 医療分野専門職としての資格があり、障がい者乗馬活動について経験し、RDA Japanの理念を理解した上でその活動にアドバイザーとしての協力を認定された者。 |
役割 | 障がい者乗馬活動について、インストラクターと協力してより良い乗馬活動が行なえるようにアドバイスを行う |
資格認定要件 |
・医療関係の資格をお持ちの方。 ・障がい者乗馬活動の経験があり、認定アドバイザーセミナーを受講された方。 |
A級認定インストラクター
資格について |
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B級インストラクターとして活動技術、知識及び経験がA級の基準に達し、RDA Japan会員として 協力ができると認定された者。B級インストラクターを指導することができる者。 |
役割 |
・安全に配慮して、障がい者乗馬活動の内容、指導など活動全体に責任を持つ人。 ・騎乗者の状態や課題、目標に合うレッスンプラン(計画)を立てます。 ・騎乗者に合った馬を選択して、馬、ボランティア、ライダーすべてに責任を持ち活動を行う。 ・B級インストラクターをはじめ、活動に参加する人へ活動に関する適切な指導ができる。 |
資格認定要件 |
①B級インストラクターとしての活動期間が3年以上、かつ障がい者乗馬の活動時間(ライダーの騎乗時間)が500時間以上を有し、RDA Japan認定講習会に参加をしていること(活動実績の証明書-ログブック等を提出審査) ②日本馬術連盟の騎乗者資格B級以上、または全国乗馬倶楽部振興協会技能認定審査馬場2級以上を有すること ③A級インストラクターの認定試験に合格すること ④RDAおよびRDA Japanの理念に基づき、RDAユニットとしてRDA活動を啓発し、かつB級インストラクター等の指導をすることができること。RDA Japanの活動に協力できること。 |
B級認定インストラクター
資格について |
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障がい者乗馬活動についての技術、知識及び経験がB級インストラクターとしての基準に達し、RDA Japan会員として活動に関わる人材の指導ができると認定した者。 |
役割 |
・安全に配慮して、障がい者乗馬活動の内容、指導など活動全体に責任を持つ人。 ・騎乗者の状態や課題、目標に合うレッスンプラン(計画)を立てます。 ・騎乗者に合った馬を選択して、馬、ボランティア、ライダーすべてに責任を持ち活動を行う。 ・アシストインストラクターをはじめ、活動に参加する人へ活動に関する適切な指導ができる。 |
資格認定要件 |
①A級もしくはB級インストラクターの指導の下で、障がい者乗馬の活動時間(ライダーの騎乗時間)が100時間以上を有し、RDA Japan認定講習会に参加していること(活動実の証明書-ログブック等を提出審査) ②日本馬術連盟の騎乗者資格C級以上、または全国乗馬倶楽部振興協会の技能認定審査馬場3級以上を有すること ③日本赤十字社、又は各消防署などの救命救急法講習を修了すること ④満20歳以上の者(20歳以下での受験は可能。20歳を過ぎて認定) ⑤B級インストラクターの資格認定試験(筆記と実技)に合格すること ⑥RDAおよびRDA Japanの理念に基づき、RDAユニットとしてRDA活動を啓発し、かつ指導ができること。RDA Japanの活動に協力できること。 |
RDAJ認定アシストインストラクター
資格について |
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障がい者乗馬活動についての技術、知識及び経験があり、RDA Japan会員としてインストラクターの補佐や ヘルパーの指導ができることを指導インストラクターからRDA Japanに推薦され、認定された者。 |
役割 |
・インストラクターを補佐します。(見習いインストラクター。インストラクターと同じ内容を習得していく) ・必要に応じて騎乗者やヘルパーのサポートを行う。 |
資格認定要件 |
①インストラクターを目指し、指導インストラクターの下でログブックを作成している。 ②RDA Japanの①②③試験に合格している事が望ましい。(必須条件ではない) ③ベースユニット、ユニット、準ユニットのアシストインストラクターについては、活動するにあたり指導インストラクターの指導を必要とする。 ④インストラクターがいない準ユニットや、インストラクター不在のベースユニット、ユニットであっても、アシストインストラクターが、プランニングなどで指導インストラクターの了承(指導を受ける)をもらえれば、RDAの活動は可能。 ⑤指導インストラクターはアシストインストラクターを認定する場合、「一定レベル」を保つため指導インストラクター独自の試験を行なってもよい。(インストラクターの裁量確認) |
RDAJ認定ヘルパー
資格について |
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RDA Japanの活動をインストラクターの指導のもと、分担して行うリーダーやサイドウォーカー等ボランティアの総称である。 |
役割 |
・活動に協力し、インストラクターの指導の下、サポートを行う。 ・リーダーやサイドウォーカーなど、必要に応じて乗馬の準備や騎乗者やヘルパーのサポートを行う。 |
資格認定要件 |
ヘルパーとして一定の知識及び経験があるRDA Japan会員であり、ヘルパーリーダーとして協力できることを指導インストラクターからRDA Japanに推薦され、認定された者。 |
ホースセラピー認定アドバイザー
資格について |
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医療分野専門職としての資格があり、障がい者乗馬活動について経験し、RDA Japanの理念を理解した上でその活動にアドバイザーとしての協力を認定された者。 |
役割 |
障がい者乗馬活動について、インストラクターと協力してより良い乗馬活動が行なえるようにアドバイスを行う |
資格認定要件 |
・医療関係の資格をお持ちの方。 ・障がい者乗馬活動の経験があり、認定アドバイザーセミナーを受講された方。 |
HETI のインストラクター認定制度と
RDA Japan の関係
2015年初頭より、HETI(The Federation of Horses in Education and Therapy)と資格認定制度についての協力体制を模索し協議した結果、RDA JapanのB級及びA級インストラクタ―資格保有者は無試験で HETIの Level 1インストラクタ―の資格認定を取得できるようになりました。
これに加えA級インストラクタ―につきましては、HETIの定める一定の要件を満たし、HETIの審査基準をクリアした者については、HETIのLevel 1インストラクタ―養成教育研修の指導者として、世界を舞台に活躍し、HETIに貢献する事ができます。HETIの前会長で教育研修担当責任者のAnn O’ Shallie女史はじめ担当の方々に、RDA Japanのインストラクタ―資格認定制度のレベルの高さを評価して頂き、この様な協力体制をスタートさせる事ができました。
RDA Japanは⽇本の代表として
HETI会議の議決権をもつメンバーです。
HETIとは
正式名称を Federation of Horses in Education and Therapy International(通称 HETI)といい、アイルランドに国際事務局を設置し、世界47カ国が加盟しています。活動目的は教育と治療的乗馬分野で、障がい者の乗馬における国際レベルの技術と教育の専門知識を共有し、向上させる手段を提供するという権威ある国際機関です。